クリエイターでメシを食う

今後炎上ネタは一切扱いません

クリエイターで進路を悩んでいる人はちょっとこっちこい

僕が音楽の道を目指したのは

周りに音楽が溢れてたからだった。

 

テレビを観れば音楽番組が流れていたし

ラジオを聴けばミュージシャンがいつも音楽トークを繰り広げていた。

 

周りに楽器をやっている人もいたし

僕が音楽をやりたいと思うのは自然な流れだった。

 

 

 

 その後に僕は

音楽、作曲、演奏、編曲、イラスト、プログラミング、デザイン、

ゲーム開発、iOSアプリ開発、3Dモデリング、3Dアニメーション

といろんなことに手を出した。

 

いろいろなことに手を出すたびに

あれをやっておけばよかった、この勉強をもっと前からしておけばよかった

と思うようになった。

 

 

絵を描いてメシを食いたい人の進学先について

 

いきなりストレートに言っちゃうと絵の世界で

一番稼げるのは萌え系のイラストか漫画。

 

あまりビジネス的な言い方はしたくないんだけど

 

オタクは可愛いものにはホイホイお金を出す。

カッコいいとか芸術的なものには興味は示すけどお金は落とさない。

 

オタクとか若者カルチャーではカワイイは合言葉。

カワイイで共通点を見出しコミュニケーションをする。

 

写実的な油絵を描いてもイイねはもらえない。

 

 

萌え系のイラストはpixivにたくさんの無料のチップスがある

それを見ればわざわざ専門学校に行く必要はない

 

デッサン力は自分との戦いでしかない。

筆を動かす→上手い人と自分の違いはなにかを見比べる

→自分に何が足りないかを見極めてさらに筆を動かす。

それの繰り返し。

 

人に教えてもらう要素がほとんどない。

 

プログラミングだと

「ここをこうすればエラー出ないよ。ここの構文はこう書いたほうがスッキリするよ。」

とか人に教えてもらうと楽できる要素は多い。

絵と音楽の世界には「スクリプトエラーで詰まった!」とかがない。

 

ただ絵だけを長年描き続けていると

美大出身】という肩書にコンプレックスを持つようになる

肩書自体は実際に効果がある。

「あぁやっぱこの人美大出身なんだ。だから人体を理解できてる」

と他者の判断材料になる。

 

あとはアナログで油絵を描いていたかどうか。

 

「あーあの人は油絵習ってたからね。だからそのへんのマンガ描きとは違うんだよ」

みたいな風潮はある。

 

そういう油絵出身最強説もあるが

実際にはやっぱり業界の規模が全て。

油絵で食ってる人は数少ないが

漫画業界、イラストレーター業界はダントツで規模が上。

 

結局社会に出たら収益さえ出せればいいわけだから

どこを出たとかはあまり関係ないのはどこの業界も一緒。

 

鳥山明も高卒だし美大出てないし

高校時代に漫画すら描いてなかった。

23歳ではじめて漫画を描き始めた。

 

だから学歴は一切関係ない実力の世界といえる。

 

 

音楽関係の進路について

音大もそう。

クライアントの要件を満たせる楽曲を納品できれば

作曲家として食っていくことは可能。

しかし実際にはいろんな楽器の知識がいる。

 

作曲案件はやはりポップスが一番規模が大きい。

ポップスの作曲といえば

ピアノ、ギター、ベース、ドラムの演奏経験

コード、スケールの理解、

作曲の知識、編曲の知識、ミックスの知識

DTMDAWに対する深い探究心も必要。

 

それらは結局は独学でいくらでも学べる。

何年かやってりゃそのうちモノになる。

 

映像の大学に入るということ

https://www.best-shingaku.net/daigaku/school2295/

映像編集者、DTPデザイナーを目指す人が入るところ

 

このへんも経験してわかったけど正直大学でまで

学ぶほどの知識はたいしてないということがわかった。

これは個人的に

映像系の人に「俺は大学で映像学んどったからなぁ!(ドヤァ」

ってどやられたから個人的な感情も含まれてるけど(笑)

 

他にも映像やってる知り合いがいて

そっちの人は独学でどうにかなるよ。と言っている。

もうひとりは

「私の技術なんて一ヶ月勉強すれば同じことできるよ」

なんて謙遜してる人もいたり。

 

 

カメラマンなんて現場仕事だから

現場で覚える系だし、

編集は正直そこまで難しくはない。

映画だって自主制作でやってる人がいるぐらいだから

そこまで大変じゃない

 

3DモデリングMMD界隈とか見ればわかるけど

趣味でプロレベルの人たちがたくさんいる。

3Dアニメーションも一緒。

要は独学でなんとかなる。

モデリングは難しいけどこういうのって人に教えてもらうもんでもないというか。

ひたすら自分で自主制作で磨き続けるしかない分野。

目指すべきモデルを見てそれに近づけるの試行錯誤を繰り返すしかない。

 

ただこれはこれで難しいので逆に4年間じゃ足りないというのもある。

 

人に教えてもらっている時間よりも作っている時間のほうが

遥かに長い世界。

 

だから僕は人生は一生勉強だ!って言ってる。

 

大学で演劇を学ぶということ

大学で演劇科専攻に入った方とも知り合ったけど

これもやっぱり大学っていうよりかは

自主制作しつつ、お金払って事務所でレッスン受けたほうがいい気がする。

 

芸能事務所のシステムは

100人の芸能人になりたい子から一人100万のレッスン料を取る

お金が一億円集まる

そのお金を資金にして一人の子をお金をかけてプロデュースして

売り出していく。

 

こういうビジネスモデルだから

99人が犠牲になるし狭き門。

ただ結局売り出してもらうためには

レッスン料を払って事務所にお布施しないと

始まらないわけなので

どこにお金を払うかでいうと

大学の演劇科専攻に払うよりも

事務所のレッスン料にお金払ったほうがいい

 

こう思ってるけど間違ってるんだろうか?

 

語学系の大学という進路

外語大出た知り合いとかいるからあんまネガティブなこというのもアレだけど

海外だと5か国語できる人がごろごろいたりする。

なので言語が2つできるくらいだとそこまで就職に強いか

というとそうでもない。

どちらかというと厳しい。

 

そして外国の友人と仲良くなれば

いくらでも何時間でも練習できてしまう。

僕はアメリカ人の彼女と付き合ってたけど

会話してるだけで毎日何時間も勉強してるようなもんだった。

大学行かないでもいいくらいだなと思った。

 

英語は普遍的なスキルなので

運転免許や調理師免許と属性が近い。

どこ行っても通用するけど

それだけじゃ専門的とは言いづらい。

ただあるには越したことはない。

日本人が英語を学ぶのに苦労して

母国語+英語で苦労しているところを

海外の人が5カ国語精通人間がたくさんいると

さぞ落ち込むことだろう。

 

しかしその5カ国語は

どれもSVO、言葉の語順が一緒なんだよね。

 

発音やスペルも似ている。

だから並行しての習得が用意。

 

実はこういうカラクリがあったりする。

なので英語、ドイツ語、フランス語で

三ヶ国語使える人よりも

日本語と英語の両方ができる人のほうが実は強い。

 

 

 

アプリ開発者として食っていくということ

これも結論から言うと独学でいくらでもいる。

 

個人アプリ開発ヒットしたゲームといえばおじぽっくる

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僕はこの人の本を読んだけど

この人は全くプログラミング、3Dの未経験だった。

 

そこから一年間、プログラミングと3Dを学んだ。

言語はC#でツールはblenderとunityを使って

一年で完成させた。そして1000万円を売り上げた。

 

結局こういう人がいるからこれも独学でどうにでもなる。

ただ僕もかなり時間をかけたんだけど 

C#でのプログラミングは難しい。

 

僕自身、個人開発でiOSアプリをリリースできたけど

そこまでたどり着くまですごく時間がかかった。

そしてわからないことが今でもたくさんある。

これは大学で学んでおきたかった。

 

なのでクリエイターで進路を悩んでいる人は

情報系の大学で学ぶのがいいんじゃないかな?

 

 

3DCG分野でもMAYAでMELスクリプトを弄りたい、3DSMAXでMAXScriptを弄りたい、BlenderでpythonScriptを弄りたい、とか細かい話になるとプログラミングの知識がないと辛い。

 

音楽でもDTMKONTAKTのライブラリを弄りたい、

自分でVSTを作ってみたいとなったらプログラミングの知識が必要。

 

イラストレーターでもフォトショやイラレの特定の形式で書き出し作業を

一括でやりたいとか業務で細かいことをやりだすとプログラミングの知識が役に立つ。

 

映像でもAfterEfectsはプログラミング不要だけど

AEScriptとか細かいことをやりたいとなったときはプログラミングの知識が役に立つ。

 

どの分野に進んでも結局プログラミングの知識は役に立つ。

 

それ以外のクリエイティブ系のスキルはたいてい独学でどうにでもなる!