クリエイターでメシを食う

今後炎上ネタは一切扱いません

「高橋一生が『長年の下積み』の末にブレイク」に鴻上尚史が怒り 俳優志望の息子に悩む父親に贈った言葉とは

dot.asahi.com

を読みました

 

言ってることとしては

親が反対しても意味ない。本人に任せよう。

というわりと普通のことを言っています。

正しいことを言ってるように思える。

 

20代で親に反対されて諦めても

30代で結局夢を追い続ける。という話は熱い話です。

30過ぎても夢追い続けるくらいだったら

反対なんかしても無駄だよ、ってことですね。

 

 

 

でも、状況は細かいことは分かりませんが

 

「四年制の大学に通っておいて就職活動を息子がしないと言っている」

というのは親視点だと正直キツイ。

 

親視点で考えてみました。

 

・子どもの頃からunityなどを使ってゲーム開発をしていた

・中学生の頃にはすでにいくつものゲームを完成させていた

・高校生の頃には競技プログラミングなどの大会に出場していた

・大学も理工系の大学に進学していた

・本人は第一希望はゲーム開発の仕事、

第二希望は自分の得意分野であるプログラミングを活かした仕事

社内のシステム開発、Webエンジニア、NW設計構築、ネットワーク、

サーバー運用の仕事に就きたい。

 

という息子がいたとします。

 

親としては当然そっちの仕事に就いてくれるだろうと思えるわけです。

そのために理工系大学の学費も負担したわけです。

 

そうしたら大学の友人に唆されて演劇サークルに入って

四年間それが楽しくて、ついでに異性とも知り合えるし。

それで俳優とかにハマってしまって

 

「俺就活はしないよ。俳優になりたいんだ」

 

って言われたらそりゃショック受けますよね!?

 

つまりそういうことなんです。

 

日本で新卒カードって異常なほど重要視されていて

新卒だったらどんな会社でもエントリーはできるんです。

 

第二新卒になったら一気に減ります。

中途採用は経験者しか採用しないとかざらです。

 

事務員になりたい!って思っても

中途採用だと事務経験三年以上しか採りませんとかざらなわけです。

 

大学に通っておいて

新卒で就職活動をしないなんて現代日本では考えられない怠け者としか思えない。

せめて親が学費を出したんだから就職活動ぐらいはせえよ、と。

 

自分で学費を全部払ってるんだったら親は何も言えませんが。

 

新卒で会社入ってクソな会社だったら辞めればいいし。

 

にしても俳優を諦めた人のその後の人生のフォローがなかなか酷い。

 

以下引用

彼ら・彼女らは、いったん、俳優を諦めると、かなり優秀な働き手になります。

 アマチュアながら俳優をずっと続けてきたので、大きな声が楽に出せます。ちゃんと挨拶することや先輩を立てることにとても敏感です。

 

プロの小説家を目指して10年書き続けてきたとか、美術で生計を立てるために長年絵を描いてきたとか、ずっと楽器の練習をしてきた、という人達に比べて、放り込まれた人間関係の嵐のレベルが違うのです。

 そうやって演技を続けてきた人が、どれだけ働き手として求められるか、現場の人ならよく分かると思います。座学だけを続けてきたインテリよりも、現場では何十倍も人間力を発揮するのです。

 実際、僕の知り合いは、何人もがバイト先から「プロの俳優を目指すのをやめて正社員にならないか」と誘われました。

 

以上引用終わり

 

俳優経験者のメリットは

・大声を出せる

・挨拶ができる

・先輩を立てれる

 

メリットが貧弱すぎる・・・

すしざんまいでバイトしてればすべて身につくメリットじゃないか。

 

「バイト先で正社員にならないかと誘われた」←もはや言ってることが無職よりマシ程度の話しかしていない。

 

 

俳優を諦めた人でも成功者はいくらでもいると思う。

 

 

 

下積み俳優の知り合いがたくさんできるわけだから

その人脈を生かして人材派遣会社を立ち上げて高収入社長になる、とか。

 

俳優の知り合いがたくさんいるので俳優向けの引っ越し屋で成功する、とか。

(前にそういう人をテレビで見た)

 

俳優の知り合い相手に占いやってたら大繁盛した、とか。

 

なにかしら俳優の人脈を活かした成功例が他にあっただろうに・・・

 

俳優を目指してる人が見たらショックしかない記事でした。