家ついていっていいですか。53歳男性 下北沢のタクシー運転手
家ついていっていいですかを見たので
情報をまとめておきます。
53歳バツイチ男性
下北沢のタクシー運転手
月収は差し引き支給45万
普通のガスステーションではLPガスなので入れられない。会社専用のガスステーションで給油する。会社のツケ。
6割が手元に入る。この日は1万の売上なので6000円が彼に入
営業時間を選べる。夜は20%増し。
住んでいる場所は 川口元郷 築5年ワンルーム。首つりがあった事故物件。家賃5万
る。
バツイチで初婚は37歳同士だった。この時点で彼は髪の毛はなかった。波平さんタイプ。
入籍期間1年半 結婚期間3週間
前は引っ越しを転々とする仕事で転勤だらけ。1年で7県回った。ほぼ単身赴任の生活。引っ越し費用は会社持ちだが
嫁を連れてくのは自己負担になるので無理だった。
ずっと離れ離れの生活で子供が生まれて2週間後にようやく子どもに会えたがそのときに離婚の話を持ち掛けられた。
「広島で働くから!」と何度も懇願したが嫁の決意は固かった。実際は嫁の実家の広島で働いたら収入が3分の1になるのでもうそうしたとしても未来は暗かった。
子どもは今12歳。
毎月15万養育費を払っている。「貯金はできていない」
仕事でファミリーを載せると涙が出そうになる。「俺は幸せな家庭を築けなかった。」
階段に靴をたくさん並べて靴箱は空っぽ。「人がたくさんいるみたいで帰ってきたとき幸せな気持ちになる」
ここから感想
単身赴任で転勤ばかりで会社に振り回されてしまった人生だなと。「俺は幸せな家庭を築けなかった。」といって涙ぐんでいるところでは涙を誘われました。
重い話でした。
この人はきっといいお父さんになりたかっただろうに。
きっと根っからの真面目な人なんだと。
誠実な印象を受けました。
別れた原因も浮気とかじゃなく仕事を頑張りすぎたからですし。
毎日電話をしていたけどそれでも嫁は耐えられなかったそうです。
僕は今日は本屋で「しょぼい起業で生きていく」系の個人事業主の本を読みました。
37歳までサラリーマンで営業をしていた方なのですが
その方は一念発起して個人事業主になりました。
パソコンを持っていなかったので嫁のパソコンを貸してもらってヤフオクで服を売ろうとした。
服を売るためには写真が必要。写真を撮るにはカメラが必要。なので近くの家電量販店でセールになっていた1万程度のカメラを購入した。
もしかしてヤフオクでこのカメラも買ったほうが安かったのでは?と思い調べてみたら15,000円で売られていた。
早速出品したら15,000円で売れた。5,000円の儲け。
毎日訪問営業で足を使って苦労して営業している営業マンにはその世界は衝撃だった。
次の日もセール品を狙って買った。
そしてそれもすぐに売れた。
ヤフオクを初めて2週間ぐらいで150,000円の利益を得た。
そこが起業スタートのきっかけ。
そこから先は似たような話。メルカリで転売。などなど。
不動産系の本も読みました。
そっちはサラリーマン大家さん。
サラリーマン大家の場合はサラリーマンなので社会的信用があり、銀行からローンを借りられる。
そこがいいようです。
無借金だったら無理な大金でもリーマンのローンというレバレッジを効かせれば可能な投資もある。
そして不動産で多少失敗してもリーマンで毎日収入はあるわけだから路頭に迷うことはない。
そして不動産投資は時間を使わないので相性がいい。
確かにそうなんですよね。
僕も土地と家を買うためにいろいろ時間をかけてますが
実質1週間に数時間程度、情報集めやらなんやらしてるだけですし。
賃貸経営も管理さえ会社に任せてしまえばやることは週に数時間程度の実務になります。
僕は管理は自分でやる予定ですけれども。
なのでサラリーマン×大家は相性がいいと。
僕は同人制作自主制作もやってますがそっちはむちゃくちゃ時間を取られます。
自主制作を頑張りすぎて肩を壊しました。
仕事で何時間も毎日業務をしているのに、さらに自主制作でもずっと作業をしていたので体をやっちゃって本当にしんどかった。
とかは相性が悪いのかもしれない。
RPGツクールだから楽そうというイメージですが、
実際は作業量がめちゃくちゃ多い。
RPGツクール製だから低くみられがち。
見た目のインパクトで買ってもらえない。
違いを出すためには豊富な会話の量、世界観を構築する必要がある。大量の素材も自分で描かなくてはいけない。
オリジナルシステムを構築とかしだすと膨大な時間が必要。
コンビニバイトって毎日8時間やったとしても
実際は18時間ぐらい自分の時間を奪われているんです。
仕事が終わったあとは疲れ果てていて、
なにか自主制作する気力は奪われています。
なので何かを創ることができない。
体力も気力も疲れ果ててできることはだらだらテレビを観るかまとめブログを読むことぐらい。
そして少ない給料も一応あるから一応の生活はできてしまう。
そして、「あぁ~もうこのままでもいいかぁ~」
と思ってしまう。
実際僕が前に毎日接客のバイトをしていたときに
そういう思考に陥っていました。
接客のバイト中にできることってなにもない。
スキルアップのための勉強なんて無理。
せいぜいこそこそ隠れてソシャゲーやるくらいしかできない。
気力も体力も奪われて、僕がクリエイターとして生きていくなんて絶対に無理だろうなと思っていました。
まず創作なんてできない。創作をするための技術を磨く時間も気力もない。
環境も大事です。
先ほどの「37歳一念発起個人事業主」の方も言っておられたんですが、
やらなかった人、できなかった人のアドバイスは聞いちゃダメ。
個人事業主やクリエイターになれなかった人はとにかく話が暗い。あとはすぐにハードルを上げてマウントを取ろうとする。
「なに?事業やってんの?もちろんいいところにオフィス構えて、従業員もいっぱい雇ってんだよな?」
こんな具合に上からマウント気味でこられたことは僕も何回もあります。
そういうマウント輩の手合いがめんどくさいから本の名前も「"しょぼい"起業で生きていく」なんだろうなと思います。