クリエイターでメシを食う

今後炎上ネタは一切扱いません

ミクに大感謝。初音ミクのおかげで家が買えた話。

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ついに裁判所の不動産執行係から

不動産売買決定の通知書が届きました。

振込依頼書も届きました。

来月中に土地と家の代金を振り込んで手続き終了です。

11月中かと思っていましたが1か月ずれ込みました。

 

 

すでに入札するときに大金を振り込んでいます。

 

納付期限までに振り込まないとその前金を全額没収されてしまう旨が書いてあります。

なのでここまできたら振り込むしかないです。

 

どっきどきです。

 

タイトルの

「ミクに大感謝。初音ミクのおかげで家が買えた話。」

について書きます。

 

僕の子どものころは小中高と不良のギターキッズでした。

ブランキージェットシティーに憧れて

黒のレスポールカスタム(風)のギターに蛇柄のストラップつけてロックバンドを組み

池袋サイバーなどのライブハウスに出演しておりました。

中学生のころからライブハウスに出ていました。

バイトしたお金を音楽活動につぎこんでいました。

一回ライブに出ると2万ぐらい減るので

バイト代はほとんどそれに費やしました。

 

作曲したり音楽活動をするのは好きでしたが

それで食えていけるとは思っていなかったので

文系の大学を卒業して一般企業に就職しました。

ブラック企業社畜になりうつ病になり

かなりメンタル面でダメージを受けました。

 

こんな自分のやりたくないことをやっていても

人生辛いだけだし、楽しいことをしよう。

 

と思いたち、そのときはネットでボカロが流行っていたので、ボカロPになろうと思い勉強をしはじめました。

 

なにせ自分は絵が描けない。

クリエイターのクもない人生です。

そういったオタク文化には否定的でした。

 

絵も描けないやつがオタクをやっても「無産」とか「買うの専門」にしかなれません。

酸っぱい葡萄理論で否定的でした。

 

しかし自分の曲を初音ミクに歌わせて初音ミクの絵も描いてもらって動画を投稿してボカロPになったとき、

 

自分の中で何かが変わりました。

周りの扱いも変わりました。

 

そのときから不良バンドマンからオタククリエイターになれたんです。

 

オタク系の人からフォローされるようになり

オタク文化が好きな人たちが自分の周りに集まるようになりました。

その中で僕は無産側ではなく、クリエイター側として扱ってもらえるようになりました。

ぼくのボカロ曲の絵を描いてくれた人と一緒にボーカロイドマスターというボーカロイドの同人イベントでボカロCDを出しました。

そこでは初音ミクなどのオタク文化が好きな人がCDを買っていってくれました。

ニコニコ動画にアップロードしたクロスフェードを見て、買いに来てくれていたのです。

 

リアルイベントに出続けると自然に音楽業界のプロの人たちとの交流もするようになり音楽の仕事が舞い込むようになりました。

そこで商業音楽の仕事をいただけました。

商業作曲家にもなれてしまったんです。

 

初音ミクのおかげで。

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その後、音楽だけではなく、いろいろ手を出しました。

グラフィックスデザイン、ゲームのUIデザイン、

プログラミング、ゲーム開発、アプリ開発、ラインスタンプ制作、アマゾンで電子書籍出版、3Dデザインなどなど。

いろいろ自分の「好き」が増えました。

「好き」を仕事にすることができたんです。

そして貯金が貯まり、東京の家と土地を買えることになりました。

ミクは不良バンドマンをオタククリエイターに変えてくれたんです。