スマホ1台から1億円稼ぐ技術を読みました カゲプロのじんさんを見習うべき
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ほんのちょっと触りだけですが読みました
冒頭の「なぜあなたが一億円を稼げないか」の気になったところを挙げます
「まずは東京に行くこと。どの業種でも言えることですが見る、聴く、触るの経験は多いほうがいい。質が高いほうがいい。そのためには最高峰の東京にまず行くこと。
東京にはお金持ちがたくさんいて、事業に成功した人たちが集っている。六本木のタワマンに行けばお金持ちにで出会える可能性が高い。
一方田舎にお金持ちがいないとは言いませんが、お金持ちに出会える確率は低くなります。」
う~ん。ステレオタイプなモノの言い回しなので、私はこの説に逆張りしたくなってしまいました。
確かに東京に行くこと自体はいいと思います。
ただ、僕は今事業で成功しているとかタイミングが大事なんじゃないかと思うわけです。
一番理想的だなと思うのはカゲロウプロジェクトのじんさん。
彼はニコニコ動画でボカロ曲を投稿し大人気になり
一躍時の人になりました。
そして企業に目をつけられ企業所属となり
今はコンパイルハートのゲームのプロデューサーやアニメの原作、小説なども手掛けています。
まさにネット時代の成功者のお手本のような人です。
彼は北海道の自宅でシコシコ家で曲を作り、
ネットに自作のボカロ曲を投稿しました。
それにはコネも実績もいりません。ちょっとバンドをやってた程度の経験があればできることです。
そして成功後、東京の大きな家に引っ越しました。
一番リスクがないパターンです。
成功するまでは田舎の実家からは出ない。
成功したら好きなところに引っ越す。
「スキルも実績も技術も不要だからとにかく東京に出ろ」と言います。
それを実際に実践してみて、地獄パターンに陥った人もたくさんいます。
家賃生活費を払わなくてはいけないのでとりあえずバイトをする。
毎日8時間のバイトをして次の日もバイトの予定が入る生活。
体が疲れ切った状態でスキルの上達はかなり厳しいです。
1日24時間で8時間のバイトをしたら睡眠時間が6時間だとして残り10時間はスキルアップ、技術習得の時間にあてられるじゃないかという人がいますが、私はそう思えないです。
明日のバイトでも嫌な目に遭うんだろうなという精神的に追い詰められた状態で気分が悪くなり、人格形成面にも影響が出る。
体も疲れてるので勉強に身が入らない。
そして勉強を頑張りすぎると明日のバイトに支障をきたす。
明日は何時にバイトだから何時までに寝ないといけない。
そしてバイトがきつくてバイトを辞めて家賃を払えなくなったらいよいよ地獄。
田舎から都会に出た人で一番ありがちなパターン。
ラジオのDJが言っていたんですがそのラジオDJは
「ラジオDJのギャラはほぼなし。今は私は40代だけど、親に家賃を払ってもらっている」
と言っていました。割と自分的には衝撃的だったんだけど。
結局ラジオのDJとか芸能界とかで長く夢を追い続けられている人は親の厚い援助を受けられる人だけ。
そして「田舎にお金持ちはいない」にも反論をしたいです。
岐阜ー京都間をヘリコプターで移動している社長とか前にテレビに出演していましたし
ゲーム業界の天下の任天堂は京都が本社。東京まで新幹線で90分ぐらい?離れています。
カプコンも大阪が本社。東京から離れています。
音楽業界だとfripsideは今でも北海道。
音楽業界で作曲家は地方在住が多いです。
そして何よりこの本のタイトルって
「スマホで稼ぐ」なわけなので
地方でも頑張れるよ!って本なのかと思ったではないですか。
なのでいきなり地方否定はがっかりでした。