クリエイターでメシを食う

今後炎上ネタは一切扱いません

クリエイターの報酬について

 

クリエイターとして生きていく選択肢として

・アーティスト型

・依頼型

のどちらに時間を多く割いていくか考案中の柊ゆうきです。

 

 

 

基本的にあまり暗い話はかきたくないけど

今回はちょっと暗めな話です。

 

知り合いの方で数人でPS4ゲームを作っている方がいます

ファミ通とかにも宣伝記事が載ってるすごいところです。

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↑ (SEKIROUもファミ通に広告載せてますが今回の話はSEKIROUの話ではないです。

ってか名前出したらこの記事は書けないw) 

 

PS4ゲームだったら出せば最低でも数千本はいく世界です

 

例えば5000円のソフトが9000本売れたら4500万円の売上

30%が流通費用でもっていかれて

開発側の取り分は3150万円

1年に2本出せば6300万円。

それを数人で作れればだいぶガッポリ儲かる!!

 

売上はかなり多い世界ですが

開発するのにPS4クラスだと

少なくとも何百人、多いところでは1万人クラスで

開発しているところとかもあります。

それだけお金をかけてもペイできるだけの

売上がある世界なんですね。

PS4クオリティになるとクオリティを上げるために

人数も年月も必要なのです。

 

年数が長いのだと一本のゲーム開発に6年とかかけているところもあります。

その場合は複数のゲーム開発のラインがある。

 

それだけの売上がある世界を数人で作れる

それだけの技術力を持ったスゴイ人達も中にはいるんです

 

ということはめっちゃ儲かってるはずなんですが

グラフィッカーの方は

 

貯金が減ってきてやばい。

 

とか

 

これが売れなかったら再就職だな。

 

とか話が聞いていて重い・・(泣)

 

専門的な業界で再就職できるだけのスキルを

持った方なので再就職自体は余裕でできるので

クリエイターで生きていくこと自体は続けられるんだと思うのですが

やっぱパブリッシャーサイドは賭けなんだなって感じです。

ゲーム開発は大きくわけで

パブリッシャーサイド、リリース側と

デベロッパーサイド、開発側があります

デベロッパーはパブリッシャーに言われたゲームを開発して

お金をもらう。下請け仕事です。

 

音楽でいうとパブリッシャーがレコード会社(発注側)で

デベロッパーが作曲家(受注側・下請け仕事)みたいな感じ

 

 

パブリッシャーサイドは夢があるので

誰でもやりたがります。

 

自分でリリースしたという実績になるので

大きな自信にもつながります。

 

でも売れなければ大赤字。

 

パブリッシャーサイドの人は

本業がサラリーマンで

週末起業的な感じでサラリーマンで稼いだお金を

つぎ込んでやってる。つまり赤字でやってる

という方も結構おられます。

 

 

 

デベロッパーサイドは確実にお金はもらえます。

制作物がリリースされて、それが売れなくてももらえます。

納品すればお金はもらえるんです!

 

発注側が行方不明になって報酬未回収というケースも中にはあります。

 

名前は公表しちゃだめとかあるので

自分の実績に書けないことも多いので次に繋がらなかったりもします。

 

さらにそのPS4ゲームの音楽担当の方が

 

「貯金なんか10万切ってるよ~みんなそんなもんでしょ?」

 

と言っておられて・・

 

音楽担当といえば下請け側なのですが

それでも全然収益が厳しいとは・・・

 

世知辛い話です。

 

お金にならないことに夢を追いかけ続けてってのを

ずっとやり続けるのはしんどい。

ファミ通とか全国紙に載るような結構すごいゲームです。

 

 

 

自分としてはあまりパブリッシャーサイドのことは

本腰をいれずにゆっくりやって

下請け仕事をガッツリやろうかな・・

って最近は思っています。

 

下請け仕事が本業で自分でなにかをリリース!とかは趣味的な感じで。